社宅や実家住まいの人こそ不動産投資をするべき理由とは

もち方

社宅や実家住まいの人こそ不動産投資をするべき理由とは

今回のコラムで取り上げていく内容は、ワンルームマンション投資を行う際に必要となる与信枠についてです。
ワンルームマンション投資は不動産投資初心者の方でも比較的ハードルも低く参入しやすい運用商品となりますが、
購入する際のご自身の与信枠によっては融資条件も変わってくる可能性があります。

現在、会社の社宅や寮、実家に住まわれていて不動産投資を検討されている方には必ず目を通して頂きたい内容となります。 

そもそも与信枠とは?


与信枠とは、購入者がどれくらいのローン額、どれくらいの金利で借りられる可能性があるのかを示す指標となります。

例えば、年収1000万の人と年収400万の人では組めるローン額は当然変わりますよね。
金融機関もお金を貸す立場な訳ですから、むやみやたらにお金を貸してくれることはありません。
審査する際には購入者の勤務先や職種(上場、それに準ずるグループ、公務員、士業etc)、年収、家族構成、自宅賃料、金融資産など様々な内容をもとに融資をするのか、しないのかが決まります。

返済比率を知ろう


では、今回取り上げた議題として社宅や寮、実家住まいの方々が不動産投資を始めるべきという理由について述べていきます。
先程申し上げたように、融資を受けるには様々な審査基準がありますが簡単にいうと返済比率というのが重要になります。 返済比率というのはお金を貸す立場である銀行から見て、どの程度であれば無理なく返済できるのかという指標です。
金融機関によって多少の違いはありますが、一般的には35%程度です。 

例えば年収600万(独身、社宅住まい2万、自動車ローン月2万返済)の方を例にすると 

600万×35%=210万 

210万÷12か月=17.5万 

つまり、17.5万が返済できる想定額となります。
ただし、ここから既存の借入や自宅賃料が差し引かれます。

(実際の生活収支を考慮した上で融資する為)
つまり、17.5万-2万(社宅費)-2万(車借入)=13.5万 

最終的にこの人の返済可能金額は毎月13.5万と判断され、そこから逆算して融資できる金額などが決まります。
上記の理由から、生活収支が低く返済の余力があると見なされる寮や社宅、実家住まい方はその間に良い融資条件で投資用マンションを購入できる可能性が高まります。

引っ越しやマイホーム購入で支出が上がる前に購入を


不動産投資を検討される方と面談する中でよく出てくるワードとして、

『まだ自分の家も買っていないのに』『ゆくゆく寮や実家を出ていくので収支の先が見えないから不安』


このような言葉が出てきます。
まず、マイホームに関してですが、これは個人の価値観もあるので一概に買う買わないに対して断定的なことは言えません。
私個人としての見解では、一生住み続けるつもりであれば購入してもいいかな、もしくは都心部であればリセールも効くので“有り”という判断をします。

一般的にマイホームを購入する際は予算に加えて、お子様など家族の人数の問題も抱える為、一般的な会社員の方の年収で考えると郊外に購入される方が多いかと思います。
 

そうであれば賃貸でいいのでは?というのが私の見解です。 

郊外の物件であればリセールバリューは下がりますし、転勤などが多い大企業の社員であればライフスタイルに応じて住まいの変化に対応しづらく、結果単身赴任で支出が増加したなんてこともよく耳にします。
ましてや会社から社宅手当などが出るのであれば支出も抑えられますし、子供がいる間は2LDK~3LDK、子育てが終われば1LDKになどライフスタイルに合わせて変化させ、支出のコントロールも可能です。

まとめ


ここまで述べてきたように、融資を受けるにあたって重要な要素はいくつかありますがご自身の状況を考慮して何が良い選択となるのか考えていただければと思います。 

弊社ではこれから検討を始める段階の方から、既に物件をお持ちの方まで幅広く提案することが可能ですので、
お客様のライフプランに沿ったご提案をさせて頂きます。
 

是非、お気軽にお問い合わせください。 

 

ライフコンサルティング事業部
千葉陵太



Ryota Chiba ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部 課長
北海道千歳市出身。小学校2年生から野球に打ち込み大学から上京。
大学在学中にフィットネスクラブでパーソルトレーナーとして働きながら大学軟式野球で日本一に。
実力主義の会社で働きたいという思いでラクサスマネジメント株式会社に初の新卒採用で入社。
入社一年目は12月まで売上が立たずに挫折したがこのまま終われないと一念発起しトップセールスマンに。
現在は課長職でプレーイングマネジャーとして日々動いている。
不動産投資を通じてお客様の人生に寄り添い、より良い未来へ変えていきたい。

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