インフレ下における実物資産の強み

実物資産

インフレ下における実物資産の強み


昨年は様々な国でインフレが進行し、戦争などの影響も受け株価の暴落や為替の乱高下などが起き金融資産に影響を与えました。
これらを受け注目されたのが、金融資産と対極にある実物資産です。

資産を分散すること自体リスク管理の観点から有効ですが、さらに実物資産の中でも金(ゴールド)不動産
さらには絵画時計など多様な商品に対して注目が集まりました。

今回は、インフレ下でなぜ注目されるのか、実物を保有することのメリットやデメリットについて、
中でも代表でもある不動産を題材にご紹介していきます。



実物資産とは


実物資産とは、土地、建物、金プラチナのような貴金属、絵画ワインなど、実際に形があり、
それ自体に価値がある現物のことを指します。

反対に、投資信託など投資商品のことを金融資産と呼び、これらの金融資産は証券などの電子データ上に存在し、
文言としてその価値が担保されているので、実物投資との対比として“ペーパー投資”などと呼ばれることもあります。

冒頭でも述べたように、インフレ傾向が今後も続くことを想定すると、実物を資産として所有することは、
分散投資の観点からも有効だと考えられます。

この考え方は富裕層も同様にとっており、資産防衛の意味合いもあって富裕層は必ずといって良いほど、
保有資産のポートフォリオに実物資産組み入れています



実物資産と金融資産の違い


実物資産金融資産の最大の違いは、その資産自体に価値や用途があるか否かです。
金であれば宝飾品工業製品の材料として利用することができ、不動産は居住や事業に利用することができるように、
そのものに利用価値があるもの実物資産となります。

対して金融資産、通貨や証券など、その資産自体に価値や用途はありません。
通貨であれば、それぞれの発行国、株式であれば企業といったように、発行元の信用があるからこそ成り立つのが金融資産です。

このように、資産自体に実体や利用価値があることが、実物資産の定義です。



実物資産のメリット


実物資産のメリットは、金融資産とは異なる価値を持っているため、金融市場の影響を受けづらい点です。
金融市場が不安定になると、実物資産の安全性に注目が集まりやすくなります。
以前コロナ禍において、金融市場が不安定化した際金の価格が大きく上昇する局面がありました。
過去経験のない事態により、企業の経営が読めない為、株の不透明さから、
実物資産である金を持ちたいと考える投資家が多くなったのが大きな要因です。

また、実物資産にはインフレにも強い特性があります。
インフレでは、貨幣の相対的な価値が低くなるため、それに対して実物資産の価値が高くなります。
富裕層が、不動産貴金属だけでなく絵画ウイスキーなどにも注目しているのは、インフレ対策が深く関係しています。



実物資産のデメリット


実物資産の最大のデメリットは、金融資産に対し極端に流動性が低いことです。

金融資産は、売買をするための市場や取引システムが確立しているので、手軽に売買ができますが、
実物資産はそうはいきません。
すぐに現金化したいと思っても、買い手がつかなければ売れないといった可能性があります。

また、金融資産は市場での価格が日々変動しているため、細かい売買をして利益を狙うことができますし、
株式や投資信託など配当や分配金などのインカムゲインが得られる金融資産もあります。

こういった金融資産のメリットを実物資産に期待することはできないので、
この点でも実物資産金融資産は対極にあるものといえます。



不動産は実物資産と金融資産のいい所取り


不動産は、実際に土地や建物を購入することから、実物資産のひとつです。
ただ貴金属やワイン・ウイスキー、美術品との大きな違いは、家賃収入というインカムゲインがあることです。

先ほど金融資産では、配当や分配金といったインカムゲインが得られるものの、
もう一方の実物資産にその期待はできないとも述べましたが、不動産は実物資産でありながらインカムゲインも狙え
いい所取りができる稀有な資産です。

また、家賃は物価に連動して変動する傾向があるため、インフレが進むと長期的にみれば家賃相場も高くなります
つまり、インフレになっても収益性が悪化しづらい為、不動産はインフレに強い資産とされています。

もちろん他の資産と同じように、物価が上がれば不動産も物なので、値上がりによる売却益も狙えます



まとめ


実物資産金融資産の違いなどについていかがだったでしょうか。

今後の日本でも、物価が上昇しインフレが進んでいく中で金融資産と実物資産をバランスよく分配し、
資産形成していくことが重要になっていきます。
その中でも代表的であり他の実物資産と別の強みを持つものが不動産です。
さらにローンを活用すれば自己資金や初期投資額を抑え、現状に無理なく資産形成を行っていけます。

今回の記事を見て、資産形成の一つの手段として少しでも興味を持って頂いた方は、
是非弊社HPからお気軽にお問い合わせください。



ライフコンサルティング事業部
市川陸


Riku Ichikawa ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部
東京都足立区出身。
小学校からサッカーを始め、中学校では関東大会、高校では都大会に出場。大学は日本体育大学に進学し、フットサルに打ち込む。
年齢関係なく自分の力で稼ぐことのできる会社で働きたいと言う思いでラクサスマネジメント株式会社に入社。新卒入社なので経験や知識のない状態からのスタートにはなるが日々新しいことにチャレンジして成長しながら営業活動を行なっている。
趣味はスノーボードやフットサル、漫画鑑賞をすること。
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