株式・投資信託と不動産投資

豆知識

どちらを選ぶべきか、そして両者の違いから見える可能性


資産形成を考えるとき、多くの人が思い浮かべるのは「株式」や「投資信託」といった金融商品ではないでしょうか。これらは少額から始めやすく、オンラインで完結できる手軽さが魅力です。
一方で、同じ投資という枠組みに含まれながらもまったく性質の異なるものとして注目されているのが「不動産投資」です。両者を比較してみると、その違いから不動産投資ならではの可能性が見えてきます。

値動きと安定性


株式や投資信託は市場の変動や世界的な出来事に敏感に反応するため、短期間で資産が大きく増える可能性もあれば、急激に価値が下がってしまうリスクも抱えています。
それに対して不動産は一日ごとに価格が乱高下するような性質はなく、長期的に安定した資産として扱われてきました。特に家賃収入という形で定期的な現金収入を得られる点は、株式投資にはない安心感を与えてくれます。

レバレッジという強み


株式や投資信託は基本的に自己資金の範囲で行うのが一般的で、余剰資金をどれだけ持っているかが投資規模を決めるポイントになります。
一方で不動産投資は、銀行ローンを活用することで数百万円の自己資金でも数千万円規模の物件を所有することが可能です。つまり、自分一人の資金力に依存せず「他人の資本」を活用できるため、資産形成をスピーディーに進められるという大きな特徴があります。

キャッシュフローと将来設計


株式や投資信託でも配当金や分配金は得られますが、企業の業績や市場の状況によって左右されやすく、安定的な収入源とは言い切れません。
その点、不動産投資は入居者からの家賃として毎月安定的にキャッシュフローが発生し、働かなくても得られる仕組みとしての収入を手にすることができます。これを長期的に続けることで、将来的には年金代わりの収入源やセカンドライフの支えとなる資産に育てていくことが可能です。

管理のしやすさ


株式や投資信託はクリックひとつで売買できる手軽さが魅力ですが、不動産投資は物件管理や入居者対応がある分、「手間がかかるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし実際には、管理会社に委託することで投資家自身の負担は大幅に軽減され、家賃収入を得ながら本業やプライベートを優先するスタイルも十分に実現することができます。

まとめ


株式や投資信託は「手軽に始められる」「流動性が高い」といった強みを持つ一方で、不動産投資は「安定した収入」「レバレッジの活用」「将来の資産形成」という点で他にはない魅力を備えています。もちろん、どちらか一方に偏る必要はなく、自分のライフプランやリスク許容度に合わせてバランスよく取り入れていくことが理想的です。ただ、もし「将来の生活を支える資産をつくりたい」「働かなくても収入が得られる仕組みを持ちたい」と考えているのであれば、不動産投資はその選択肢の中でも特に現実的で、始める価値のある方法だといえるでしょう。
まずは一度、実際にどのように始められるのか話を聞いてみるだけでも、新しい可能性が見えてくるはずです。


ラクサスマネジメント株式会社
ライフコンサルティング事業部
菱谷里桜

Rio Hishiya ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部
青森県出身。
お客様だけでなく従業員の人生も楽にさせたいという企業理念に惹かれたことと、年齢に関わらず稼げるところに魅力を感じ、新卒で入社。
大学を機に上京し、長年バスケットボールに打ち込んできた。
趣味は映画鑑賞やフェスに行くこと。
素直さと負けず嫌いな性格を活かし、日々懸命に仕事に励んでいる。

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