固定資産と流動資産

実物資産

固定資産と流動資産


固定資産と流動資産は、個人の財務状況を理解する上で重要な概念です。
これらの資産をバランスよく持つと、資金の効果的な管理や将来の経済的安定に役立ちます。

今回のコラムでは固定資産流動資産の種類について解説します。



固定資産とは


固定資産とは、長期間にわたって所有されるものであり、例えば不動産機械設備車両などが含まれます。
これらの資産は、日常の業務や生活に欠かせないものであり、将来の価値を取り入れるために保持されるものです。

固定資産の価値は減価償却という方法で徐々に減少していきます。

固定資産には以下の種類があります。


自己居住用不動産
個人が住んでいる自宅やマンションなどが含まれます。
これは長期的に所有される資産であり、住まいとしての役割を果たすものです。


車両
個人用の自動車やオートバイなどの輸送手段が該当します。
これは個人の移動や日常の生活に必要な資産です。


投資物件
不動産を投資目的として所有するもので、賃貸住宅や商業物件などが該当します。
これは収益を目的として購入され、将来の収入源となる資産です。


有価証券
株式や債券などの金融商品も固定資産と見なされる場合があります。
これらの資産は、長期的な投資やリタイアメント計画の一部として保有されることがあります。



以上が一般的な個人の固定資産の種類です。
個々の状況によって異なる場合がありますので、自身の目標やニーズに基づいて固定資産を選択する必要があります。



流動資産とは


一方で流動資産とは、比較的短期間に現金化できる資産を指します。
主な流動資産には、銀行口座の預金現金株式や債券商品の在庫などがあります。
流動資産は、予期せぬ出費や必要な支払いに対応するための即座の資金源として機能します。

流動資産は以下の種類があります。


銀行口座の預金
普通預金や貯蓄預金など、個人が持つ銀行口座に預けられた現金です。
これは比較的短期間で取り出すことができる資産です。


高利回り預金
債券や預金証書、定期預金など、相対的に高い利回りをもたらす金融商品が該当します。
これらは一定期間の預け入れが必要な場合がありますが、流動性は高くはないです。


投資ポートフォリオ
株式、債券、投資信託などの金融商品で構成される投資ポートフォリオがあります。
これらの資産は売買が可能で、比較的短期間で現金化することができます。


商品の在庫
自営業や小売業を行っている場合、商品の在庫も流動資産に含まれます。
これらの商品は売れることで現金化される資産です。


現金
現金は最も流動性の高い資産であり、即座に使用できるものです。



これらは個人が比較的短期間で現金化できる資産であり、
予期せぬ出費や必要な支払いに対応するための即座の資金源として機能します。

ただし、投資ポートフォリオや商品の在庫については価値の変動や需要の変化に曝されることがあるため、注意が必要です。



まとめ


バランスの良い財務状態を維持するためには、固定資産と流動資産の両方に適切な割合で投資することが重要です。

過剰な固定資産の保有は、流動性の低下やキャッシュフローの制約を引き起こす可能性があります。
流動資産が不十分な場合、予期せぬ出費や債務の返済に対応することが難しくなる可能性が出てきます。

とはいえ、個々の状況によって最適なバランスは異なるため、
自身の経済的目標やリスク許容度に基づいてこれらの要素を調整することが重要です。

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ライフコンサルティング事業部
小林 理緒



Rio Kobayashi ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部
神奈川県横浜市出身。
自己成長のためラクサスマネジメント株式会社に入社。
モットーは『時間は有限 可能性は無限』
素直な性格を活かし、日々営業活動に取り組んでいる。
目標は営業成績1番の営業マンになること。
休日はアニメを見て過ごしている。
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