ワンルームマンションの金利を徹底解説!

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ワンルームマンションの金利を徹底解説!

不動産投資は、金融機関から融資を受けることによって自分の持つ資金以上の大きな投資ができます。
その融資を受ける際にかかる金利についてご説明していきます。

メガバンク・都市銀行における金利の相場


不動産投資ローンは、投資用の不動産物件に対する融資です。さまざまな金融機関が取り扱っており、金融機関により審査基準もそれぞれ異なります。
不動産投資ローンは、一般的に住宅ローンよりも審査基準が厳しくなるという傾向にあります。融資を受けたい方の職業や年収、保有資産や自己資金、その他に不動産資産があるかなどにより条件が変わります。

以下では、金利の相場についてご説明します。
メガバンク・都市銀行とは、一般に三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行を指します。これらの住宅ローンは、変動型で各銀行の住宅ローン金利を比較してみましょう。

三菱UFJ銀行金利:年率2.475%
みずほ銀行:年率2.475%
三井住友銀行:年率2.474%
※上記年率は2019年11月申し込みの場合です。

どこも年率は、ほとんど横並びです。ローンの金利はほかの地方銀行などと比べて安い傾向にあり、返済期間も長くしてもらいやすいといわれています。メガバンクは、全国に支店があるので便利ではありますが、融資の審査基準が厳しい特徴があります


地方銀行における金利の相場

地方銀行における金利は、融資を受ける銀行により異なります。横浜銀行やきらぼし銀行などを例に、変動型金利の年率を見てみましょう。
横浜銀行:年率2.475%
きらぼし銀行:年率2.475%
※上記年率は2019年11月申し込みの場合です。

 

信用金庫・信用組合における金利の相場

信用金庫や信用組合は、地域の金融機関です。
各信用金庫が営業できる地域は、信用金庫法により金融庁で定められているのが特徴です。信用金庫・信用組合の金利は2.1%~2.9%ほどで、地方銀行とそれほど大きな差はありません。
また、融資を受けられる条件は、それぞれの信用金庫によって若干異なります。
上述したとおり、ローンの評価方法や審査基準は金融機関により異なります。「自分に合った銀行を選びたいけれど、どのように情報を探せばいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

そのような場合には、融資に強い不動産投資会社を選ぶのがおすすめです。融資の実績が豊富な会社は金融機関と提携しており、提携先の金融機関との関係が強かったりする傾向にあります。そのため、低金利で不動産投資ローンを組むことも可能です。
ここまで借入先ごとの特徴や金利相場についてみてきましたが、不動産投資ローンの金利を左右するのは他にもさまざまな要因があります。

不動産投資の金利を左右する条件

与信の査定では、借入れをきちんと返済できるかどうかの信用を見ます。個人の信用が融資額にも反映されてきますが、その際に大切なのは借主の属性です。属性とは「融資を申し込む人の経済的・社会的背景」です。その内容によって、与信の評価が決まります。
融資審査で見られるのは、借主の属性だけではありません。購入する物件の質や収益性も問われます。投資用不動産ローンは家賃収入が返済の原資になりますので、購入する対象となる不動産の収益力も重要になるのです。
投資用不動産を購入する際に、借入限度額には明確な基準はありません。一般的なサラリーマンの場合、年収の10倍程度ともいわれています。ただし、勤務する会社の状況や借主の資産などによっても変わってきます。以下では借入限度額について見ていきましょう。

・サラリーマンであれば融資額は年収の7倍~10倍程度
金融機関による融資額は、一般的なサラリーマンであれば年収の7倍~10倍程度といわれ ています。ただし、借主の経済力や申し込む物件などによって、年収に対する融資額の倍率は大きく変動します。場合によっては、年収の10倍以上借り入れできることもあります。

変動金利の場合は2%台で、返済期間は一般的には35年でローンを組むことができるでしょう。また、最大45年の返済期間を設けている銀行もあります。ただし、サラリーマンは毎月の給料が返済の原資となりますので、生活資金と借りる金額、返済期間をしっかりシミュレーションしてから借りるようにしましょう。

・年収500万のサラリーマンはいくらまで借りられる?
国税庁が発表したデータによると、2017年の30代男性サラリーマンの平均年収は400万円強です。たとえば年収500万円の場合、融資限度額はどれほどになるのでしょうか。一般的には7倍~10倍と言われていますので、7倍で計算してみると、融資限度額は3,500万円ほどになります。

不動産投資の融資を受ける場合、収入が安定しているかどうかを審査されます。そのため、自分で事業を経営している人よりもサラリーマンのほうが金融機関の対応が柔軟です。
しかし、サラリーマンでもリストラや給料カットなどのリスクはあります。不動産投資ローンの利息は「複利計算」なので、融資期間を長く設定すると想定以上の返済額になる場合もあります。

不動産投資における変動金利と固定金利

・固定金利と変動金利
固定金利はその名の通り、ローンの返済期間を通して金利が変わらず固定されているものです。対して、変動金利とは基準金利の変動によって、不動産投資ローンの金利が変動し返済額が見直されるものです。

・変動金利のメリット
変動金利は、固定金利よりも金利が低く設定されることが多く、不動産投資で融資を受ける際はこちらを選ぶ方が大半です。変動金利型には「金利が低いときに借りれば、支払う利息が少なくて済む」というメリットがあります。期間の短いローンならば安い金利のまま完済できるため、結果的に全体の返済額が少なく済みます。

・変動金利のリスク
変動金利のリスクは、金利が固定されていないために、金利上昇による返済額が上がるリスクがあることです。返済者保護の規則があるとはいえ、金利が長期期間上昇すると固定金利よりも金利が高くなることもあります。

・不動産投資の多くは「変動金利」
不動産投資では、本来の金利が低く設定されている変動金利を選ぶ方が多いのが現状です。多くの金融機関では年に2回の金利見直しがありますが、返済額そのものは5年間変わらないのが一般的です。そのため、現時点で変動金利を選んだとしても大きなリスクを生む可能性は少ないといえます。

まとめ

金利の知識を覚えておくことは、不動産投資を成功させるために大切です。金利は都市銀行や地方銀行、信用金庫で異なるため、比較しつつ自分に合ったものを選びましょう。弊社ではお客様に合ったものをオーダーメイドでご提案させていただいていますので、是非一度ご相談下さい。

ライフコンサルティング事業部
大貫碧


Ao Onuki ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部。
神奈川県相模原市出身。
小学校入学前からサッカーを始め、小学、中学、高校と地域の選抜選手に選ばれるなど、サッカー一筋の生活を送ってきた。
社会人としていち早く成長する為に、若いうちから役職の狙える実力主義の会社に飛び込み、日々営業に励む。
日々の営業でトライアンドエラーを繰り返し、20代で大きく成長し、トッププレイヤーとして活躍する事が今の目標。

 

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