団体信用生命保険の三大疾病とは?

生命保険

団体信用生命保険の三大疾病とは?


住宅を購入、もしくは検討されたことがある方ならご存知かと思いますが、
不動産をローンで購入する際は、基本的に団体信用生命保険に加入します。

最近では金利を上乗せすることで、
三大疾病の特約などをつけることが可能な金融機関もあります。

今回は、団体信用生命保険についてまとめていきます。



団体信用生命保険とは


団体信用生命保険とは“住宅ローンに特化した保険”です。

一般的には、住宅ローン契約者が死亡・高度障害・リビングニーズ(余命6ヶ月)の際に残っている住宅ローン残債が免除され、
それ以降返済を行う必要がなくなります。

また、保険料については金融機関側が負担しますが、住宅ローン金利に含まれています。


加入できないケースがある


団体信用生命保険とは“保険”ですから、当然誰しもが加入できるとは限りません。
保険会社が、健康状態を基に判断を下します。
持病がある場合は団体信用生命保険に加入できないケースがあります。

例えば、うつ病発症から3年以内、適応障害などがその一例です。

ただし、持病があるからといって必ずしも加入できないというわけではなく、
正しい告知を行い正常に生活できているならば、加入できるケースもありえます。


三大疾病特約について

皆さん、三大疾病はご存知でしょうか?

日本人の死因上位3位である『癌・脳卒中・急性心筋梗塞』の3つを指します。


:体内で発生した癌細胞が増殖し身体に害を与える病気。
脳卒中:正式名称“脳血管障害”という。血管のつまりや破れによる手足の麻痺、言語障害など発生することがある。
急性心筋梗塞:冠動脈に動脈硬化が起き心筋に酸素が行かず心臓機能が停止すること。


金利を上乗せすることで、
これらに対するオプションをつけることができる金融機関があります。

一般的には、

は診断確定(悪性新生物除く)されたとき
脳卒中急性心筋梗塞については、初診日から60日以上所定の労働制限を必要とする状態が継続したと診断されたとき

これらの際に、住宅ローン支払いが免除されます。
三大疾病特約をつけることで、保険としての機能をより強化することができます。



まとめ


住宅ローンに三大疾病特約を付ける・付けないは、その人それぞれの状況に応じて変化する為、
一概に付けたほうがいい、付けない方がいいというのは申し上げられません。

また、ご自身の年収や資産背景などにより、不動産投資を行う目的も変化していくと思います。

今回は、団体信用生命保険といった保険に注目してまとめましたが、
私自身も生命保険募集人の資格があり、実際に保険の販売もしております。

不動産投資では、保険のどの部分がリカバリーできうるのかといった観点で、
検討されるのも非常に面白いかと思います。

不動産投資の基礎知識から応用まで幅広い世代の方に活用し、ご案内しておりますのでお気軽にご相談ください。




ライフコンサルティング事業部
千葉陵太



Ryota Chiba ラクサスマネジメント株式会社/ライフコンサルティング事業部 課長
北海道千歳市出身。小学校2年生から野球に打ち込み大学から上京。
大学在学中にフィットネスクラブでパーソルトレーナーとして働きながら大学軟式野球で日本一に。
実力主義の会社で働きたいという思いでラクサスマネジメント株式会社に初の新卒採用で入社。
入社一年目は12月まで売上が立たずに挫折したがこのまま終われないと一念発起しトップセールスマンに。
現在は課長職でプレーイングマネジャーとして日々動いている。
不動産投資を通じてお客様の人生に寄り添い、より良い未来へ変えていきたい。
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